ぶーちゃんの指定席(となりのぶーちゃんその3)

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 毎日同じ時刻の同じ電車に乗って通勤しているといろいろな事(人)に遭遇する。先日から紹介しているぶーちゃんもそのひとりである。

 昨日何処の駅で乗ってくるかを確かめようとしたが、彼が来なかった。果たして今日は来てくれるのか。

 ぶーちゃんは多分学生である。私が見たのはグレーのスラックスに紺のブレザーという姿で最近の高校にありがちな制服と言えよう。しかしぶーちゃんの風貌から学生と断定するのは少しためらわれる。
さらに、、、と書いたところでぶーちゃんの登場である。昨日までは、まだ申し訳なさそうに座っていたが今日は遠慮もなく座ってきた。まるでここが自分の指定席であると言わんばかりに。
あれほど待ち望んだぶーちゃんであるが本当に横に座られると窮屈だ。
 今日のぶーちゃんは風邪気味らしい。江戸っ子と聞いて思い浮かぶ鼻を手のはら(犬でいう肉球のところ)で拭うやり方でしきりに鼻を拭っている。ここのところは意味が分からないという声が聞こえてきそうであるが私の文章力では限界である。私自信、頭の中のイメージをうまく表現できないもどかしさとはがゆさを感じている。
 そして、運命の駅に到着。ぶーちゃんとのお別れのときである。
 今日は、昨日に引き続きぶーちゃんが乗ってくる駅を確認するミッションを遂行中であったが駅のホームでは確認できないままきがつくと横にすわろうとしていた。ミッションは失敗に終わった。

話しはかわるが私がこうしてぶーちゃんのことを本人の真横で書けるのは、人からもらった携帯ののぞき見防止シートのおかげである。感謝!感謝!

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