毎日同じ時刻の同じ電車に乗って通勤しているといろいろな事(人)に遭遇する。昨日紹介した「ぶーちゃん」もその一人である。
今日は、ぶーちゃんがどこから乗ってくるのかを確かめることにした。普段なら知的パズルゲーム?の「ナンバープレイス」を頭のウォーミングアップのために携帯のアプリでやっている。なんでも会社では陰で「ウォーミングアップではなく”リハビリ”でしょ」といわれているようだ。しかし、今日は一駅一駅、電車がホームに着く頃には小さな目を見開いてぶーちゃん捜しである。幸いにもいつも先頭車両に乗っているのでホームをひととをり眺めることが出来る。
今日も多くもなく少なくもなくといった混み具合だ。ただ、今ぶーちゃんが来ても私の横は他の人が座っている。ぶーちゃんの指定席として空けておいて欲しいものである。
ぶーちゃんを初めて見たのはここ数日の話ではない。少し前のことであるが、この時もぶーちゃんは電車が駅を出発してしばらくすると後ろからやってきた。まるで先頭車両に乗らなくてはならないのに出発時間ぎりぎりに駅に到着したため手近なドアから乗り込み、車内を移動してきたかのようであった。私は、彼を見てそう分析したものであった。
今日はとうとう彼を見付ける事は出来なかった。もちろん電車のなかでもみることはなかった。頭のウォーミングアップをして疲れた頃に寝るという全く無意味な私の習慣を狂わせておきながら。
明日は来てくれることを信じて通勤電車を降りた。

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